進化から理学療法を考える 姿勢発達研究会のブログ

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進化から考える体幹の理学療法

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リハビリでは上下肢に比べてついつい後回しにされがちな体幹ですが、生物学的に考えると脊椎生物は体幹を中心に動いています。

今回はそのことを進化という目線から考えたいと思います。

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脊椎動物の祖先であるナメクジウオが生まれたのが5億年前なのに比べ、陸に上がって手足を使うようになってからはまだたったの2億年しかたって

いません。犬や猫のように上下肢で動き回るようになってからはほんの5000万年です。

 

つまり、上下肢を使うようになったのは脊椎動物の歴史の10分の一程度の時間に過ぎません。

 

人間の場合、体幹が動かなくても手足が自由に動けるような錯覚をしてしまいがちですが、実際には膝や股関節の可動域制限のほとんどは体幹を考えないと十分改善しません。

 

得に中枢系の疾患の場合は体の使い方を忘れてしまう疾患なわけですから、上下肢だけを無理に使おうとするとさらに緊張が高まり痙性が強くなってしまいますのでPT自身がまず動きの本質を理解いている必要があります。

 

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