進化から理学療法を考える 姿勢発達研究会のブログ

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工学と人体デザイン

関節の構造についての間違ったイメージ

教科書的には、関節には球関節や蝶番関節などの種類があるとされています。 確かに関節にはいろいろな種類があります。ですがこれはあくまで人体の関節の名称なのに、日常で目にする「球関節」や「蝶番」の構造と混同してしまうと、四頭筋による膝固定、筋の…

どこまで治る?誰に使える?3D拘縮リハビリの適応と禁忌

3D拘縮リハ手技の適応と禁忌についてです。 3D拘縮リハの理論と方法についてはこちら。 sinka-body.hatenablog.com 1 どこまで改善が見込めるか 理論についてはあとで解説していきますが、『3D拘縮リハ』を使用すると、理論上は疾患や原因問わず、ほぼ全て…

股関節の真の屈曲角度は70度 を3Dで解析

『脳卒中理学療法の理論と技術』など様々な著作を書かれている吉尾雅春先生の研究によると、股関節の屈曲角度は70度だそうです。吉尾先生は実際のご遺体で股関節を屈曲させた場合、屈曲70度前後で大腿骨と骨盤がぶつかってしまいそれ以上屈曲しないという研…

なぜ回旋を伴う? 脊柱の3次元構造からカップリングモーションを考える その2

前回、脊柱は純粋な側屈をすると脊髄損傷になってしまう、ということを書きました。今回は、ではどのようにしてヒトは側屈を行っているのかを書きます。 前回の記事 sinka-body.hatenablog.com 目次 カップリングモーションの原理 全ての基本:軸をずらす運…

動作を3次元で考える

教科書など平面の紙上で考える場合、前額面や矢状面などの正面や真横からの動きだけを考えてしまいがちです。 屈曲、伸展、外転、内転などの表現は地面に対して垂直・平行な動作だけを考えています。 しかし、生物は本来直線状の動きをするために作られては…

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