進化から理学療法を考える 姿勢発達研究会のブログ

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上肢

【大阪】もう一度はじめる 肩関上腕リズム  

肩関節の立体運動 肩甲上腕関節は股関節と同様、自由度の低い関節です。 自由度の低い肩関上腕関節ですが、胸鎖関節や体幹の代償動作を組み合わせることで上肢の様々な運動が可能になっています。 肩関節の複合運動といえば肩甲上腕リズムが有名ですが、実際…

肩関節の可動域訓練法として、肩甲骨を内転させるのは逆効果

一般的には未だに、いわゆる「胸をはるよい姿勢」の動き、肩甲骨の内転運動だけを行うことが肩関節の可動性を上げると思われていますが、これは大きな誤解です。 肩甲骨を内転してはいけない理由 肩甲骨と鎖骨の基本 肩関節は鎖骨と肩甲骨で成り立っています…

肩関節の自由度が(高いではなく)『低い』理由

肩甲上腕関節は可動域は広いですが自由度は非常に低く、ほとんど一種類の動きしかできません。 その理由を骨の強度と形状から古典物理的に考えていきたいと思います。 まず、骨はカルシウムでできています。カルシウムは鉄などと比べもろいので、体重を支え…

僧帽筋の上部と中・下部の性質の違いについて

僧帽筋はひとまとまりの筋肉のように見えますが実際には上部繊維と中・下部繊維では走行も作用も違います。 画像はWikipediaより引用 中下部繊維の起始は第七~第十二胸椎なので、脊柱から肩甲骨に向かって素直に横方向に伸びています。 それに対して、上部…

肩甲上腕関節の自由度が高い、という『大誤解』

肩甲上腕関節は球関節なので自由に動くとイメージしている方が案外多いですが、 肩甲上腕関節は1種類の動きしかしません。 蝶番関節よりよほど自由度が低いのですが、教科書などにも肩や股関節は自由度が高くよく動く関節だと記載されていることがあります。…

肩関節が治らない理由

肩に限らず、リハの後は確かに改善する、でも次回来院時にはまたもとの状態に逆戻りしているということが時々起こります。 こういった場合は外傷や中枢などの原因に関わらず、患者教育が大切になってきます。 一般の方がイメージするような間違った肩関節の…

鎖骨が肩関節の動きの中心だと考えると可動域が広くなる理由

肩甲骨=浮いた骨 という概念を捨てる まず、肩甲骨という概念をいったん忘れて、肩甲骨+鎖骨という新しい骨があると考えてください。仮にこの骨を『鎖骨帯』と呼ぶことにします。 『鎖骨帯』は頭側から見ると『く』の字になっています。 ↓理学療法士なら教…

肩関節を構成する、忘れてはいけない要素

おさらい 肩関節=肩甲上腕関節+肩甲胸郭関節 理学療法士であれば肩関節が上腕骨+肩甲骨という二つの骨から構成されていることはすでにご存知だと思います。 肩の動きを考えるときに肩甲骨がどのように動くかは必ず考える必要があります。 忘れてはいけな…