進化から理学療法を考える 姿勢発達研究会のブログ

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運動時における細胞膜の変形をシュミレーションしました。

3Dリハビリテーションの最新情報をお届けします

人間の骨を除くすべての構成物は軟体、つまり弾力があり柔らかい素材です。

運動時には、筋、筋膜、腹膜、内臓、皮膚、脂肪、皮膚などのような軟性の物質に加わる力を考慮する必要があります。生物は筋肉の随意収縮だけで動くとイメージしがちですが、実際にシュミレーションしてみると軟体の作用がメインで、筋の随意収縮は副次的な作用しか行っていないことが分かります。

よって、リハビリでは筋の収縮だけでなく皮膚や筋膜などの軟体をどう治療していくかが大きなポイントとなります。

 

 

softbody演算を利用して筋や皮膚などの軟性物質の挙動のシュミレーションを行い、これらが歩行などの運動時に骨格にどのような力を及ぼしているのかを考えてゆきたいと思います。

 

軟性物質は運動が全身に波及します。

 

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人間の体も同様に、たとえば肩関節屈曲をしたら肩周囲だけでなく体幹や下肢など全身に力が伝わります。この全身の伝わる力が筋力や随意性を保つために非常に重要です。

今回はシンプルな球のシュミレーションを簡単にご紹介しました。今後は人間の皮膚、筋膜、内臓などが運動にどう作用しているか、それをどう治療すればよいのかを書いてゆきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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