進化から理学療法を考える 姿勢発達研究会のブログ

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本の下書き・手技概要の部分

3Dリハビリテーションの最新情報をお届けします

リハビリで一番大切なところ

何が欠けているか、を知る

足が動かない人がいたとして、何が原因でしょうか。

筋力低下?アライメント異常?拘縮?過緊張?

でも、それらはなぜ発生したのでしょうか。答えはとてもシンプル。

回旋異常

どのような疾患でも、ヒトはヒト。平面関節モデルや軟性スパイラル固定といった特性は変わりません。ヒトの運動障害は全て回旋異常から発生し、回旋異常を治療することで改善します。

 

 

でも、膝も肘も回旋なんかしてないじゃないか?

回旋に気づかないのはボディイメージが崩れているからです。

 

ボディイメージと現実の体

自分の体のことは自分が一番わかっている?

実践

(ここに骨盤前傾時のMMT低下のやつの説明図)

 

ヒトの関節に筋力計もゴニオメーターもついていません。

ヒトに知覚できるのは「筋の収縮」のみ。筋が収縮していれば、力が入っている、動いていると認識します。しかしヒト運動の大部分は中枢を介さない構造力学的運動。脳が知覚しているのはごくごく一部の運動のみです。

 

実践

股関節は屈曲135度、そうですよね?

(CGで、股関節屈曲135度のときめっちゃめりこんでる図)

実は股関節は70度までしか屈曲できません。

70度以上の屈曲は全て体幹のトリックモーション。でも、体幹の屈曲を知覚できたでしょうか?

実践2

片脚立位に必要なのは?

規定面内に重心を収めるため、体幹の傾斜が必要ですね。

ではこのとき股関節はどうなっているでしょう?

ニュートラル位を取れていれば問題ない?

体幹の傾斜をオフにしてみると…

体幹だけオフにしてみると股関節がめっちゃ内転外転してる図)

片脚立位のためには股関節の内転と外転可動域が絶対に必要です。

 

脳は自分がどのような動きをしているかは一切わかっていません。

 

専門の訓練を受けていないと、

筋力が低下→筋トレをすればいい!

股関節が屈曲しない→股関節をやわらかくすればいい!

などと、全く見当違いな練習を始めてさらに悪化させてしまいます。

リハビリのプロになるためには、普段気づかない実際の運動を見抜くトレーニングを積む必要があります。

(ここに思考のトレーニング例題へのリンクを張る)

 

(ここで立体運動分析コース(仮)の案内リンクを張る)

 

 

難解な立体解析を完全に理解しなければリハビリができない?

そんなことはありません!

 

(実技コースのリンク)

体の治し方を学びながら理論を実感できるコースです。

ヒト運動戦略から逆算して「何が足りないか?」を考えるトップダウン式なので、これ一つを覚えるだけで重い中枢疾患から軽い肩こりまで全ての疾患の全ての症状に自信をもって対処できるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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