進化から理学療法を考える 姿勢発達研究会のブログ

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達人セミナーの下書き

なぜ達人は治せるのか

介助度が高くなってしまう人の思考

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ひとつひとつの関節や筋をバラバラにとらえている。

問題のある個所全て介助しないといけない。

 

 

達人の見え方

 

達人がみているのはたった一つだけ。

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体幹のねじれが発生しているか、していないか。

どこがどの程度障害されているか瞬時に判断できるため、的確な治療が行える。

 

 

体幹のねじれから運動をとらえなおす

理由はあとで解説しますが、ヒトの運動において体幹回旋は最重要です。

では、体幹回旋を最大限に出現させるためには、上下肢をどのように動かせばよいでしょうか。

 

 

立位で最も能率的に体幹回旋を肢位が、すなわち歩行です。

体幹上部の回旋を重点的に行うと、上肢挙上になります。

 

上下肢を動かすためのサポートとして体幹が動くのではありません。

体幹回旋をするためのサポートとして上下肢が動きます。

 

 

進化から体をとらえなおす

ヒトの筋は2つに分類することができます。

体幹と上肢下肢です。

ここでいう体幹は「魚の筋肉」です。

すなわち、頭蓋、脊柱、仙骨を動かすための筋、脊柱起立筋群のことです。

上下肢は「ヒレの筋肉」です。

すなわち、「体幹」に動きを伝えるサポートの筋群です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本の下書き・手技概要の部分

リハビリで一番大切なところ

何が欠けているか、を知る

足が動かない人がいたとして、何が原因でしょうか。

筋力低下?アライメント異常?拘縮?過緊張?

でも、それらはなぜ発生したのでしょうか。答えはとてもシンプル。

回旋異常

どのような疾患でも、ヒトはヒト。平面関節モデルや軟性スパイラル固定といった特性は変わりません。ヒトの運動障害は全て回旋異常から発生し、回旋異常を治療することで改善します。

 

 

でも、膝も肘も回旋なんかしてないじゃないか?

回旋に気づかないのはボディイメージが崩れているからです。

 

ボディイメージと現実の体

自分の体のことは自分が一番わかっている?

実践

(ここに骨盤前傾時のMMT低下のやつの説明図)

 

ヒトの関節に筋力計もゴニオメーターもついていません。

ヒトに知覚できるのは「筋の収縮」のみ。筋が収縮していれば、力が入っている、動いていると認識します。しかしヒト運動の大部分は中枢を介さない構造力学的運動。脳が知覚しているのはごくごく一部の運動のみです。

 

実践

股関節は屈曲135度、そうですよね?

(CGで、股関節屈曲135度のときめっちゃめりこんでる図)

実は股関節は70度までしか屈曲できません。

70度以上の屈曲は全て体幹のトリックモーション。でも、体幹の屈曲を知覚できたでしょうか?

実践2

片脚立位に必要なのは?

規定面内に重心を収めるため、体幹の傾斜が必要ですね。

ではこのとき股関節はどうなっているでしょう?

ニュートラル位を取れていれば問題ない?

体幹の傾斜をオフにしてみると…

体幹だけオフにしてみると股関節がめっちゃ内転外転してる図)

片脚立位のためには股関節の内転と外転可動域が絶対に必要です。

 

脳は自分がどのような動きをしているかは一切わかっていません。

 

専門の訓練を受けていないと、

筋力が低下→筋トレをすればいい!

股関節が屈曲しない→股関節をやわらかくすればいい!

などと、全く見当違いな練習を始めてさらに悪化させてしまいます。

リハビリのプロになるためには、普段気づかない実際の運動を見抜くトレーニングを積む必要があります。

(ここに思考のトレーニング例題へのリンクを張る)

 

(ここで立体運動分析コース(仮)の案内リンクを張る)

 

 

難解な立体解析を完全に理解しなければリハビリができない?

そんなことはありません!

 

(実技コースのリンク)

体の治し方を学びながら理論を実感できるコースです。

ヒト運動戦略から逆算して「何が足りないか?」を考えるトップダウン式なので、これ一つを覚えるだけで重い中枢疾患から軽い肩こりまで全ての疾患の全ての症状に自信をもって対処できるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本の下書き

持久性、高燃費、長寿命

全てに妥協しない生命のあたらしい形『ヒト』

寿命、昆虫の80倍

持久性、陸上生物のトップ

それでいてエネルギー効率は哺乳類なみ。

 

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歩いたり、走ったり、あたりまえのように思えるけれど、ヒトの運動能力は実は地球最上位クラス。

爪も牙もないヒトがサバンナで生き延びてこれたのは、ウシやインパラを追い詰める持久力、貧しい食料でも動き続けることができるエネルギー効率、そして知性を支える高寿命のおかげ。

他のどの生物とも違う、身近にあるどんなモノにも似ていない、ヒトの身体固有の運動戦略を理解することがリハビリの第一歩。

 

 

 

 

 

 

 

可動と固定

矛盾する二つの条件をハイクオリティにクリアする「内骨格」

 

自由に動く。

なのに、100kgの荷重にも耐える。

こんな構造、みたことない。

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自由にぐにゃぐにゃと動く軟体動物は、陸上で姿勢を保てない。

外側をがちがちに固めた昆虫は、自由に動けない。

自由に運動できるのに姿勢を維持できるのは、実はすごいことなのです。

 

では、どのように運動と固定を両立したのでしょうか。

 

 

ロボティクスモデルからの脱却

激しく動くのに、摩耗しない。だから高寿命。

身近にある蝶番、ネジ、ロボットなど、関節のような構造を持つものはほとんどすべて、圧迫固定モデルを採用しています。

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これは簡単に強く固定することができる一方、動けば動くほど関節が削れ摩耗していき、短期間での部品交換が必要です。

 

そこでヒトは「固定しない」という全く新しいモデルを採用。

ヒトの関節には凸凹も、シャフトもありません。

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ヒトには蝶番も球関節もなく、全て平面関節のみで構成されています。

しかも関節部には滑液により摩擦を極限まで軽減。

つるつると滑り、固定するものが何もない。

運動に極限まで特化したのがヒト関節です。

 

 

でも、これでは動くことはできても、固定はできないように見えます。

 

 

やわらかく固定する。弾力という革命

もしヒトが硬い靱帯を使ったり、筋を硬く収縮させたり、骨同士を押し付けたりする、圧迫固定を採用していたら。

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靱帯は固定するには小さすぎ、強い力がかかると損傷します。

筋を同時収縮させると、関節を圧迫し摩耗変形します。

骨固定はいわずもがな、骨同士が削れ損傷します。

 

ロボットや昆虫の圧迫固定を想定した古典的運動学の仮説は、ヒトにはあてはめることができません。

 

 

 

 

 

 

ではヒトはどのように関節を固定しているのでしょうか?

ヒトの性能を飛躍的に伸ばした、スパイラル固定モデル

ヒトは「やわらかい物質でかたく固定する」という新発想で固定力と寿命を飛躍的に伸ばすことに成功しました。

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筋をスパイラル形状にねじることで関節部位を引き締め、固定します。

スパイラル固定が圧倒的に優れている3つの理由

1弾性 

ネジや外骨格の固定は強い外力があると致命的な損傷が起こります。

しかし、スパイラル固定では固定に軟部組織を使うため、たとえ外力に負けても一時的に変形して、もとに戻るだけ。

2抗重力

ヒト立位では常に垂直な力で関節が押しつぶされます。

しかしスパイラル固定は全方位から締め付けるため、重力に抗して関節の間に裂隙が生じ、関節の摩耗を防ぎます。

3動と静の切り替えはわずか0.3秒

一度ネジで固定してしまうと、関節の摩擦係数を変えることは困難です。

しかしスパイラル固定なら、ほんの数mm角度を変えるだけで固定力を無段階調整。
動かすときは極小の力で、固定の時は強い固定力を。その切替はわずか0.3秒。

 

 

どんな生物とも、どんなロボットとも違う、ヒトの特性を理解しましょう。

 

例題

ヒトのスクワット動作に使われる力は何でしょう?

 

古典的運動学でとらえると、こうなります。

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固定されている関節を、屈筋の収縮により屈曲させるという発想です。ここに自重による回転モーメントを考慮する場合もあります。

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股関節膝関節足関節の屈曲と伸展に関する筋をタイミングよく収縮or弛緩させる中枢コントロール

収縮を支える筋力トレーニング、

変形を予防するアライメント調整…

様々な要求をクリアする難易度の高い動きとなり、必然的にリハビリも難易度が高く効果の薄いものとなります。

 

 

ヒトが内骨格システムを採用していることを踏まえると、スクワットはとてもシンプルです。

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 股関節膝関節の固定力は、大腿骨内旋によるスパイラル固定で生じています。

よってわずかに大腿骨外旋させるだけであとは重力で股関節膝関節が自然に屈曲してきます。

ここで随意的に行う動作は大腿骨外旋だけ。各筋の長さを変える必要すらありません。

 

よってスクワット動作のためのリハビリはたった一つ。大腿骨外旋コントロールを発現させることのみ。

目的がクリアになり、圧倒的な効果を出せるリハビリが行えます。

 

 

 

 

構造力学的姿勢制御

ヒトは関節摩擦が極端に低いため、もしも筋の同時収縮で圧迫固定を行うとしたら、全身の筋が常に過緊張している必要があります。少しでも力を抜いたら倒れてしまう、中枢も筋も常に発火したハイコストな状態。すぐに疲れ切ってしまいます。

 

スパイラル固定の発生条件は、筋が適性な弾力を維持している、この一点のみ。

筋が石灰化などの変形を起こさない限り、24時間常に固定力を発揮します。

中枢の介入も筋の随意的収縮も必要ありません。スパイラル構造は筋が筋である限り、関節を固定しつづけます。

 

運動の中の固定も、スパイラル固定で。

構造力学的固定は静止時のみではありません。

スパイラルをほんの少しだけ緩めれば、ゆっくりな動きに。たくさん緩めれば素早い動きに。

 

姿勢制御も、スパイラル固定でオート発動。

例えば足を上げたとき、転ばないように体幹を微調整する必要があります。

この微調整を中枢だけでコントロールしようとすると運動全ての調整パターンを暗記する膨大な容量が必要になります。よって昆虫は定型的な運動しかできず、バランスを崩されると立ち直ることができません。

 

スパイラル固定は中枢を一切介さず自動で発動する姿勢制御を実現

ヒトの体幹姿勢制御は中枢を介さず自動で発動。これがヒトの巧緻性を支える基幹システムです。

 

 

例題

 

スクワットしたときに転ばないようにバランスをとる体幹運動は何で発生しているでしょう

古典的運動学では、中枢が腹筋や背筋を随意収縮させることで発生するハイコスト運動しか考えません。

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そのため体幹バランス低下の場合、腹筋や背筋の筋力不足改善するトレーニング、中枢が適切な指令を出せるような反復練習しかできることがありません。でも本当に筋力低下と中枢が問題なのでしょうか?

 

我々は外旋コントロール再生による筋出力改善療法により、筋トレも反復練習もなしに運動を改善することに成功しました。

 

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随意収縮を起こさなくても、オートでバランス調整。

高度な中枢制御も、ハイコストな随意収縮も必要ありません※

中枢の反応が間に合わない急激な姿勢変化にも即座に対応。

※中枢コントロールによる予測的姿勢制御はサブシステムとして搭載されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【遠隔】臨床で使える、膝から考える全身の運動パターンと対策~杖や歩行器を使う前に考える3つのチェックポイント~

【なぜ膝は治せないのか?】

膝の痛みや可動域制限が、膝だけが原因であることは非常にまれであり、股関節や体幹など全身の評価と治療が必要です。

実際に試してみると、股関節、仙腸関節、脊柱を一切動かさずに膝関節の屈伸を行うことは不可能であることがすぐに分かります。つまり、膝の治療を行うためには、体幹や上肢を含め全身と膝の関係を理解する必要があります。

 

今回の遠隔ナイトセミナーでは、膝と全身の関係、各膝疾患別の全身評価と治療についての理論を行います。具体的な治療法につても画面越しにはなりますができる限り盛り込む予定です。

 

【内容】

・実技:骨盤や大腿骨を動かさずに膝屈伸ができるか?

普段膝を動かしているときに骨盤や脊柱を動かしている自覚は全くないですが、あらためて触ってみると大きく動いています。

 

・膝単体での3D運動

 

・スクリューフォームは伸展最終域、は本当か?

ROMで言う「膝屈伸運動」は実際には体幹や股関節を含む複合運動であり、それらのどれか一つでも欠ければ「膝屈伸運動」は不可能になります。

全身を評価するために、まずは膝単体での運動を理解します。

また、膝の運動の特性として有名なスクリューフォームですが、これは典型的な「平面思考」であり、人体の動きと合致しません。ここでは、膝の立体的な運動を理解し、正しいスクリューフォームを促通できるようにします。

 

・膝伸展制限は股関節と足部のミスマッチ

膝の伸展制限は、軽度であれば膝だけが曲がっているように見えます。また、膝内側の軟骨が削れるため、膝に問題があるように見えます。

しかし、伸展制限や変形は「結果」であり「原因」ではありません。

 

・膝と大腿骨、仙腸関節、腰椎の関係

大腿骨や腰椎の位置によって膝の可動性は大きく変わってくるため、

ここを治療せずに膝だけ治療しても、根本の解決にはなりません。

 

・膝伸展制限の全身治療と評価(臥位・立位)

・膝屈曲制限の全身治療と評価

この他、立ち上がりや歩行などを取り上げる予定です。

 

 

 

 

【講座形態について】

youtubeとzoomを併用します。

当日はyoutubeとzoomを見れる環境をご用意ください。

zoomは基本的にミュート推奨ですが、20分ほどの質疑の際のみ音声と画像ありでお願いします。

 

【日程】

9月15日木曜日 19時から21時

zoomURLはお申し込み後にお送りします。

定員3名まで

3000円

お支払方法・振込またはカード

 

 

 

また、手技講習会と同時申し込みの場合は割引があります。

 

手技講習会

9月17日土曜日 10時から13時

場所:杉並区公民館

定員5名まで

6000円

※zoom講習会と同時申し込みで5000円

 

 

 

 

【遠隔セミナー】「たった一つ」の評価で行う歩行動作分析・真の原因を見極めるための張力評価入門

ヒト型二足歩行は高度なバランスを必要とし、少しでも間違った動きをすると即転倒に繋がる高度な運動です。そのため、歩行動作分析においても全身の関節や筋がどのように作用しているのかを一瞬も見逃さず評価する必要があります。「何が問題か?」を突き止めずに闇雲に歩行練習を行っても効果はありません。

しかし、ヒトの神経伝達速度は120m/sと哺乳類の中でも最遅に近く、100分の一秒の精度を求められる歩行を分析することは構造上不可能です。そのため、歩行評価技法は最も難易度が高く難解であり、習熟に時間がかかるものとされています。

 

しかし、筋収縮に依存しないヒト固有の運動システムを理解することにより、歩行は「たった一つ」の評価項目によってすべてが理解できるということが分かります。

 

今回のzoom講習会では、

・下肢を評価しない

体幹回旋のみで全ての異常歩行を網羅する

という、ヒト固有の運動システムに基づいた歩行評価の基礎をお伝えします。

 

 

zoom講習会の流れ

遠隔講習では対面と違い、理解がしにくい、質問などもしにくい、という点を解消するため、事前に動画資料をお送りします。動画資料についての質問は事前にメールなどで送ってください。

zoom講習会当日には、動画資料をもとに解説を行い、理解を深めます。

 

 

動画資料内容

 

1人類に動作分析が不可能な理由

・評価項目は1000種類以上ある?

・水晶体の形状

2歩行に下肢は必要ない

・歩行は下肢がなくても(一応は)歩行できる

・歩行に必須なのは下肢ではなく体幹

・下肢は歩行において「オマケ」でしかない

・上下肢と体幹というボディイメージを変える

 

 

3実技

体幹が動かないと歩けない

小刻み歩行、すくみ足、片麻痺、OA、OH、すべての異常歩行に利用できる共通の評価スケール

 

4ヒトの体の進化について

・なぜヒトは体幹で歩行するシステムを採用したのか?

・手足はボートのオール

 

 

 

 

 

zoom講習会の内容

動画資料に関しての質疑

歩行模型を利用し、下肢を使わない歩行システムについて理解を深める

ヒト歩行システムに基づいた介入方法(入門編)

 

ただし、ヒト歩行システムに基づいた介入方法については、遠隔講座という形式上、あまり具体的な話まではできません。

具体的な治療手技を学びたい方は対面講座へお申し込みください。

 

 

 

 

 

日程

4月14日木曜日 19時から21時

zoomURLはお申し込み後にお送りします。

定員3名まで

6000円

お支払方法・振込またはカード

 

 

 

また、手技講習会と同時申し込みの場合は割引があります。

 

手技講習会

5月8日日曜日 10時から13時

場所:杉並区公民館

定員5名まで

6000円

※zoom講習会と同時申し込みで5000円

 

 

申し込みはこちら

 

本の下書き・回旋セミナーの部分

ヒト運動の要「回旋」を使いこなす

ヒトの運動と固定は靱帯や筋ではなく「回旋」によってコントロールされています。

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では可動域制限や筋力低下のある人は回旋を促すリハビリを行えばよいのでしょうか?

ぜひ試してみてください。おそらく全く効果がないはずです。なぜでしょうか。

 

これは「回旋を促す」という行為が努力性運動を誘発するためです。

ヒト運動は回旋のみ中枢でコントロールされ、あとは構造力学作用によって自動で発生します。

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でも普段、回旋で運動をコントロールしている自覚は全くありません。

これは回旋が無意識にコントロールされているからです。

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回旋運動を出そうと意図すればするほど、意識的な運動が発生してしまいます。

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セラピストやご本人が正しい動きを意識すればするほどに全く違う動きを誤学習し、ヒト固有の身体機能が失われてゆきます。

 

足を曲げるために足を曲げる努力をしてはいけない

歩くために歩く練習をしてはいけない…

では一体何をやればいいのでしょうか?

 

 

回旋システムの阻害要因

なぜ回旋システムがうまく作動しないかの原因をつきとめて、そこに介入することで運動障害が改善してきます。

 

筋位置関係(仮)

回旋運動システムは筋がスパイラルに位置していることで発生します。

 

筋のスパイラルがほどけてストレートになってしまうと回旋運動システムが発生せず、不合理で怪我の多いロボティクスモデルに移行します。これが運動障害の正体です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物理作用による股関節伸展運動を理解する2dayメールセミナー登録ページ

ヒトの股関節の特殊な形状を理解することで、より効果的で能率的な歩行リハを行えるようになるために二日間のメールセミナーです。

 

もくじ

一日目

・関節運動=筋収縮 という思い込みを脱する

・ヒトは最弱で最強?

 進化から考えるヒト型二足歩行

 

二日目

・筋が収縮しなくても運動できる

・ヒト型二足歩行を獲得するための治療

 

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