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進化から理学療法を考える 姿勢発達研究会のブログ

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内容・日程のカスタマイズが可能なプライベート講習会をはじめます

最近、過去に開催した講習会の再開催をリクエストいただくことが多くなりましたので、日程や内容を調整可能な少人数プライベート講習会システムを試験的に導入してみることにしました。

 

 

少人数プライベート講習会

内容

過去に開催した講習会の再開催やご希望にあわせた独自の内容

過去の講習会についてはこちらからご覧ください

講習会のお知らせ カテゴリーの記事一覧 - 進化から理学療法を考える 姿勢発達研究会のブログ

 

日程

ご希望日をお知らせください。

 

人数

1人から3人程度

場所

水仙花整体院 埼玉県大宮から約30分

それ以外の場所をご希望の場合、場所代と交通費をご負担ください

受講料

15000円

以前に同じ内容を受けたことのある方は5000円引きとなります。(2017年末まで)

 

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プライベート講習会について、お問い合わせはこちら

反張膝のリハビリで筋トレしてはいけない理由

大腿骨の内側踝は外側踝より大きく、よって下腿は生理的外反する、というのは教科書に書いてありますが、場所によっては下腿が内反することまで言及されている教科書はあまりありません。

下腿の外反外旋だけでなく、内反についてきちんと理解することで正しいリハビリが行えます。

 

 

教科書に載っていない膝の立体構造

膝は 内側踝>外側踝 という形状をしているというのはよく教科書に載っています。しかしこれは大腿骨底面に限った話であり大腿骨前面と後面では違うパターンになっています。

つまり、下腿の生理的外反は大腿骨底面限定の話です。

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おさらい:下腿の生理的外反とその修正方法

大腿骨底面において 内側踝>外側踝 のため、下腿は生理的に外反します。

ですがそれだと下腿が地面に対して斜めになるので困ってしまいますね。

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このように下腿が地面に対して斜めになってしまうのを防ぐため、大腿骨が内反します。

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ここまでは基本です。ですがこれだけを知っていてもなかなか臨床で応用できない部分でもあります。

 

膝の痛みに筋トレは逆効果

大腿骨遠位端の関節面は前方まであります。つまり、関節面だけ見ると反張膝になるのがあたりまえです。

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つまり、膝を骨形状によってロックするためには必ず反張膝になってしまう、だから四頭筋などを鍛えて筋力で支持できるようになる必要がある・・・というのが従来の考え方かと思います。

膝を筋力で支える=空気イス状態?

ですが、下肢筋力のみで全体重を支えることは大変能率が悪くすぐに疲労してしまいます。膝を筋力のみで固定するということはつまり常に空気イスをしているようなイメージです(空気イスは重心が後方になり回転モーメントがかかるためさらに負荷がかかりますが、重心が基底面内にあっても基本は同じです)

ヒトは本当にそんな大変なことをやっているのでしょうか?

 

ここでもう一度じっくりと膝の構造をみてみましょう。

底面ではよく言われている通り 内側踝>外側踝 でした。

ですが前方ではこれが逆転して 内側踝<外側踝 となります。

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大腿骨底面では内側踝>外側踝 つまり、膝屈曲0度以上で下腿は生理的外反ですが

大腿骨前方では内側踝<外側踝 つまり、膝過伸展時に下腿は生理的内反をします。 

 

膝過伸展時には下腿は内反しています。

つまり、下腿の内反内旋を防止すれば反張膝を防ぐことができます。

 

反張膝を防止しているのは筋力ではなくバランス

骨を平面的にだけ捉えていると、反張膝は筋力で防止するしかないように思えてしまいますが、実際に反張膝を防止しているのは筋力のみではありません。必要なのは大腿骨と脛骨をちょうどよい位置に持ってくることのできるバランス能力であり体幹操作能力です。

 

 

 

 

 

反張膝のリハビリに筋トレは悪化の原因

反張膝になってしまうのは筋力が足りないからではなく、膝伸展時に下腿を外反外旋、つまり大腿骨を内反内旋するというリズムが崩れているためです。

リズムの崩れを無視したまま筋トレを行うのはリズムの崩れを悪化させ関節に負担をかけるだけですので、まずは体幹と大腿の操作能力を上げることが重要です。

 

 

 

 

昔はヒトの歩行を行うためには骨を動かしたり体重を支えたりするためには筋力がなにより重要だ、という考え方が主流でした。

ですが近年、歩行や立位は床反力や摩擦を利用しており、従来考えられていたより筋力は必要なく、むしろ重力や慣性といった物理作用を上手く利用するためのギミックが重要であるという考え方にシフトしてきています。

重力や慣性などを上手く利用するギミックの一つが、今回取り上げた内側踝と外側踝の底面と前面の形状の違いです。ヒトは膝の回旋を変えるというギミックを作成することでで膝の可動性を維持したまま膝折れせず体重をささえるという矛盾をクリアしています。

 

 

 

 

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セラピストであれば見慣れている骨格標本ではありますが、あらゆる場所にあらゆるギミックが仕掛けられていますのでぜひお手持ちの骨格を見直してみてあげてくださいね。

これまでは講習会で骨の模式図を作成していましたが、今後の講習会では骨形状が手にとって分かるスライス模型を実際に作成しお持ち帰りいただけるよう現在構想中です。 

 

 

 

3月、4月に膝講習会を開催します。

sinka-body.hatenablog.com

 

 そのほかの講習会情報はこちら

sinka-body.hatenablog.com

 

 

 

 

 

参考記事

拘縮=筋短縮や軟部組織の硬化 と捉えると治らなくなる理由を書きました。

 

sinka-body.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

膝だけ治しても、膝の痛みや変形が治らない理由

膝の痛み・拘縮・変形を治すのは難しい、と思い込んでいませんか?

膝の痛み・変形の理由は膝ではない

膝の痛みや変形は、膝だけ診ていても治らないというのは臨床でよく経験されることと思います。

従来運動学では、膝の立体構造を見落としてきたため、膝を治すのに全身を見る必要があるということが軽視され、結果として膝は治りにくい、治すのに時間がかかるのが常識のようになってしまいました。

 

膝は蝶番・ラセン関節ではない

従来の平面的キネシオロジーでは膝関節は蝶番・ラセン関節とされてきました。

そのため、本来の膝関節の運動方向とは違う方向に動かしてしまい膝拘縮や痛みが改善しない・悪化するという場合があります。

通常の膝ROMは痛みや変形を悪化させる危険な運動です。

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膝と肘の最大の違い

単独で動くことの多い上肢の関節に比べ、歩行や立位を行う下肢は関節を保護するために『地面に対して垂直であること』が重要です。

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しかし、下腿は大腿骨に対して生理的に外反しています。

生理的に外反している下腿を、膝可動域全域でいかに地面に対して垂直にするか?が膝リハビリの最も重要な点です。

 

膝可動域全域で』というのがとても重要で、従来の運動学では膝屈伸0°の場合しか想定していないため、静止立位は痛みが無いが運動時には痛みが出るといった症状に対応しにくくなっています。

 

 

 

股関節を治せば膝が治る

膝関節単独では、屈伸可動域全域で外反や外旋が起きてしまいますが、歩行や立位などの全身の運動の中で膝関節はまっすぐに屈伸する必要があります。

下腿を地面に対して垂直にするため、大腿骨が動きます。

屈伸0°のときの大腿骨の傾斜に関してはFTAなどとしてよく知られていますが、屈曲時の大腿骨の運動に関しては残念ながら従来の平面的運動学では見落とされてきました。このことが股関節の変形や痛みを治せない大きな原因になっています。

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股関節の内外旋が膝変形の本当の原因

下腿の生理的外反を修正するために、膝屈伸0度の場合は大腿骨の内反が起こりますが、膝屈曲時には大腿骨の外旋で生理的外反を修正します。

この、膝屈曲にともなう大腿骨の外旋が生じないことが膝関節の自然な運動リズムを破壊し関節変形や拘縮となります。

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膝の治療には全身の調整が必要

歩行や立位などの時に 膝の生理的外反を修正するためには、一般に言われているような大腿骨の生理的内反のみでは対応できません。

大腿骨の内反・外旋・外反が必要に応じて生じる必要があり、そのためには股関節だけでなく骨盤や脊柱の可動が必須です。

 

 

 

 20分で治す膝拘縮入門 開催中

関東・関西で開催決定しました。

sinka-body.hatenablog.com

 

 

 

根本治療を目指す膝リハビリ入門 ~3D運動学に基づいた全身アプローチ~in埼玉・in大阪

膝だけ治療していても治らない、効果的な膝治療を知りたい、全身アライメントと膝の関係を知りたい、一歩先に進む技術が欲しい、そんなセラピストのための講座です。

 

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こんなことはありませんか?

  • 膝をせっかく治しても数年後にはまた悪化している・・・
  • 膝の拘縮、膝だけ診ても治らない・・・
  • 膝の痛みや怪我、生活指導しても再発してしまう・・・

今回は膝について深く理解し効果的な治療を行うための講座です。

 

 

膝の立体構造を解析し、膝の運動について研究しました。

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こんな方に

  • 膝治療の本質が知りたい
  • 膝を治せるようになりたい
  • 膝と全身アライメントの関係を知りたい

 

3Dアトラスを用いて膝構造を解析し、3DCGソフトでシュミレーションした膝の立体運動を元にした膝の痛みや変形へのアプローチを行います。

豊富な3Dデータに加え、手にとって動かせる模型作成を通して、従来の平面的な理解を臨床で使える立体理解にしてゆきます。

 

 

 

【内容】

3Dアトラスから考える膝の立体構造

膝の3Dキネシオロジー

拘縮の誤解

 ×骨が変形して運動制限が起こる

 ×筋が短縮して運動制限が起こる

 ×関節が固まっているから運動制限が起こる

拘縮治療の誤解

 ×力任せに引っ張る

 ×ゆっくり持続的伸張をする

 ×変形を直す方向に動かす

膝と股関節の関係

膝と骨盤の関係

膝と頚・肩の関係

 

実技

3DROMの触り方

膝を治すために知っておくべきこと

膝を治すために絶対やってはいけないこと

ケース別・膝の治し方

膝OAの場合

先天性股関節症の場合

尖足の場合

など。

 

 

 

日時

対象:PTOTST・その他医療従事者・学生・鍼灸師・マッサージ師・ボディワーカーなど

 

 

 

受講料 12000円

定員 5名程度

 

 

 

申し込みはこちら

講習会のお知らせ

 

 

 

 

参考過去記事

 

 

sinka-body.hatenablog.com

 

 

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20分で拘縮を治す方法

拘縮というと、固まってしまった軟部組織をゆっくり伸張して時間をかけないと改善しないと思う方もいるかもしれません。ですが、正しいROMを行えば拘縮はすぐに治ります。

 

前回、股関節は本当は70度までしか屈曲しないという研究を紹介しました。

 

sinka-body.hatenablog.com

 

今回はこの話をさらに発展させ、具体的な拘縮の治療手技をお話します。

 

 動画解説はこちら。(約25分)

 

 

股関節を初めとする全身の関節は全て、思った以上に動きません。一般的なROMの運動は体幹などの代償を行う複合運動です。拘縮へのアプローチを行うときには「その関節が本来どのように動くか?」をしっかり理解すると、短時間で無理なく改善します。

 

では、実際の「正しい動き」とはどんな動きかを考えていきます。

 

股関節の通常の屈伸運動は骨同士がぶつかる非常に危険な動きなので決して行ってはいけない、ということを前回の記事で書きました。

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では骨同士がぶつかったり靭帯が引き伸ばされたりしない「正しい動き」とはどんなものか考えていきます。

 

まず条件として、股関節はこのような↓形状をしています。

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この形状を再現した3DCGモデルを作成し、どのように動くかシュミレーションを行いました。

 条件は↓以下の通り。脱臼せず、骨がぶつからず、靭帯が引き伸ばされない動きは可能か?を試行したところ、

 

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↓試行の結果このような、骨頭の部分を球に見立て、その中心から骨幹に向かう線を軸に回旋運動を行うときのみ、条件を満たした「正しい股関節の動き」を行えるという結論になりました

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この動きを行ったのが以下の動画です。

 向かって右側にある薄い色の円錐は大腿骨の軌跡を表しています。

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 ↓こちらは 右クリック&ドラッグで移動、スクロールで拡大、左クリック&ドラックで動きを操作して自由な角度から見ることが出来ます。

 ↑上の3D動画は処理が追いつかず途中から円錐から外れたように見えてしまっていますが、実際は円錐の上を滑るように大腿骨が動きます。

 

このように、骨の形状からシュミレーションを行うと、股関節は円錐上を滑るような動きのみを行うということがわかります。

これは先行研究の「股関節の純粋な屈曲は70度、外転外旋を伴う屈曲は110度」という結果とも一致します。

 

つまり、ROMを行うときには

拘縮≠関節が固まっている

拘縮=関節を変な方向に動かそうとしている

という考え方が非常に重要です。

 

旧来の「屈曲・外転・外旋etc」というまっすぐな方向に無理に動かそうとすると、骨や靭帯に負担がかかり改善までに非常に時間がかかってしまいますが、3D上の円錐運動をしっかり理解し、正しい運動方向に動かすことで拘縮が改善します。

 

 

 こちらは外国の方が正座を練習方法を解説した動画です。(補助線は筆者)

はじめ(0,20)膝屈曲確度は100度程度で軽い屈曲拘縮の状態です。

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膝をきちんと曲げるためには力任せに可動域訓練をするのではなく

下腿の外旋と大腿の内旋運動を行う、という解説をしています。

 

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 とくに膝は負担のかかりやすい関節なので、旧来式ROMは厳禁!です。

 膝の治し方の動画はこちら。

 

 

次回は、股関節の円錐状の運動をどのように代償して「屈曲・伸展etc」という自由な運動にしているのか?について書いていきたいと思います。

 

 

参考過去記事

 

sinka-body.hatenablog.com

 

 

sinka-body.hatenablog.com

 

 

sinka-body.hatenablog.com

 

胸郭が呼吸時にどう動くか?ポンプ&バケツがイメージできない人必見の3D解説

呼吸時には肋骨が挙上し胸部がふくらみます。

ぜんそくなど呼吸器疾患の治療をするときや、体幹・上肢機能の向上の理学療法を行うためには肋骨の運動を理解していることが必須になります。

 

 

 

呼吸時の肋骨の運動

上部肋骨はポンプハンドルモーション、下部肋骨はバケツハンドルモーションを行います。これは上部肋骨と下部肋骨の運動軸の違いから起こります。肋骨は上部と下部で違う動きをするため、闇雲に動かしても呼吸理学療法にはなりません。

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しかし、ポンプハンドルとバケツハンドル、2次元的な解説だとなかなか理解が難しいものがあります。

 

呼吸運動を立体解析

そこで、3次元の肋骨モデルをつくってみました。

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上部肋骨は関節面(運動軸)が横方向に近く、下部肋骨は縦方向に近くなります。

これがポンプハンドルとバケツハンドルの違いを生み出します。

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では実際に動かしてみましょう。上部肋骨がポンプハンドル、下部肋骨がバケツハンドル運動をしています。

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 3Dの図はこちら。

クリックで再生、右クリック&ドラックで視点移動、ホイール&ドラックで拡大縮小。

右下の歯車のマーク→anim.speedで速さをゆっくりにできます。

 

 

こうしてみると上部肋骨は前後にふくらみ、下部肋骨は左右に膨らむのがよくわかりますね。

下部肋骨は肋椎関節と胸肋関節さえ動けば呼吸運動ができますが、

 上部肋骨は胸骨を挙上させなければ動きません。胸骨は全ての肋骨と関節するため、どこか一箇所でも制限があると上部肋骨は動かなくなってしまいます。これが呼吸機能や姿勢維持、上肢機能など多くの部位に影響を及ぼします。

つまり、上肢ROM制限や歩行機能などにおいても呼吸パターンを評価することがとても大切です。

 

また、肋骨や胸郭の運動というと呼吸のみにスポットライトがあたりがちですし、呼吸リハビリテーションも呼吸を改善することにのみ注目しがちです。

ですが、肋骨や椎骨の間に指をめり込ませることは不可能なため、呼吸リハでは呼吸そのものを治療することはほぼ不可能です。そのため、脊柱と肋骨の関係について知る必要があります。

 

 

股関節の真の屈曲角度は70度 を3Dで解析

脳卒中理学療法の理論と技術』など様々な著作を書かれている吉尾雅春先生の研究によると、股関節の屈曲角度は70度だそうです。吉尾先生は実際のご遺体で股関節を屈曲させた場合、屈曲70度前後で大腿骨と骨盤がぶつかってしまいそれ以上屈曲しないという研究をされていました。

吉尾先生の書かれた研究はこちらから読めます

http://www.bookhousehd.com/pdffile/msm148.pdf

 

 

つまり、従来のROM非常に危険です。

靭帯や筋肉を無理に引き伸ばしたり骨同士をぶつけるため、靭帯損傷や骨折などを引き起こしてしまいます。

 

↓一見、ごくごくあたりまえの股関節の動きに思えますが・・・

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股関節部分を拡大すると、大腿骨頚が骨盤にめり込んでいることが分かります。

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 動画での解説はこちら。

 

 

 こちら↓は3Dモデルを自分で動かして大腿骨が骨盤にめりこむ様子を見ることができます。めりこむ部分に赤いしるしをつけてみました。

股関節のROMは危険な理由 by sinka-body on Sketchfab

右クリックしながら動かすと平衡移動 スクロールで拡大

 

吉尾雅春先生はご遺体を実際に動かしてみることで股関節屈曲角度が70度であると結論づけられたようですが、このようにデータを解析しても同様の結果となります。

患者さんにケガをさせてしまわないためにも、セラピストにはぜひ3DROMの考え方をしていただきたいと思います。

 

次回以降、いわゆる「股関節屈曲」という動きは実際はどのような運動なのか、股関節ROMや歩行訓練はどのように行うべきなのか、骨格モデルを用いて解説していきます。

 

 

 

 

 

 

参考過去記事 

sinka-body.hatenablog.com

 

 

sinka-body.hatenablog.com